自分の事を自分で理解するのはすごく難しい事ですが、すごく大事な事ですね。わかったつもりや勘違いなんかは、いつまでたっても起こります。少しでも減らしていきましょ!
自分の力を高めるのにすごく重要!
目次
自分で自分の事を正しく知ろう!
自己分析能力を高めると、自分に足りない部分の練習方法が見つかると思います。しかし、短所解決よりも長所を伸ばす事が何より大事です。短所は開き直るのではなく認めた上で対処法を考える。すぐ克服できそうなら克服するに越した事はありませんが長所を伸ばせるように自己分析を行いましょう。相乗効果で短所が良くなる事は多いです。
経験値を次に活かす為に!
自己分析を行う為には緊張感の高い状況で頭を働かせる必要があります。自分の投げたボールがどんな球だったか、よかったのか、悪かったのか、が分からないと次に繋げる事はできません。
2回の1アウト2塁でカウント2ボール2ストライクから三振を取ったボールが良かったのなら、なぜ良いボールが投げられたのかを考える為に、頭は常に冷静に考えられる状態にしておきましょう。
何故悪かったのかを考えるより何故良かったのかを考える方が重要です。
悪かった事の理由がわかったとしても、良い時の理由がわからないと良くできないのです。反省はするとしてもどうするべきだったと考えるよりも、次こうするという事があった方が強いです。どうするべきだったかは試合後の反省です。何故なら試合中は良い悪いを繰り返すからです。悪い事を気にするのではなく良い状態にするべく考える。スポーツで常に100点は無いです。
試合中の修正方法
中学生以上であれば変化球が投げられますね。私の感覚で言えばフォームが少し乱れてきたら
キャッチャー手前でショートバウンドになるように縦のカーブを投げます。
理由はオーバースローの場合は体が開く=横振りになってしまう事が投球の乱れになる事が多いです。縦のカーブは体の使い方がしっかりできていないと投げられない変化球です。フォームをリセットするにはちょうどいい目安になります。
縦に落ちなかった場合はまだ横振りなのでより意識して次のボールを投げます。縦に落ちた場合は修正できたので自信を持って投げられます。調子の悪い時は何球かに一球という感じで投げた事もあります。よく「悪いなりに投げられました。」という事を聞いた事があると思いますが、修正しながら崩れる事なく投げられたという事ですね。
ピッチャー自身が修正を噛ませられると理想的ですが・・・
オーバースローの場合は上下のコントロールのブレより左右のブレの方がフォームが崩れやすい。変化球ではなくストレートの話です。一球逆球となったからといって気にする事はありませんが、頭に入れておくと修正や自分のクセを感じやすいです。自分の事は自分が一番わかります。でも周りが気づいてくれる事もあると思うので声をかけてもらったり、キャッチャーに崩れてそうだと感じたらこのサインを出してくれでもいいと思います。チームスポーツです。一人で抱え込むよりみんなで考えましょう。チームプレイというのはこういう事もそうです。
どんなに野球の上手い人でも人間性の悪い人は尊敬できません。野球が上手い事は偉いわけではないです。世の中にはもっと上手い人もいますし、野球に興味のない人からすれば元プロ野球選手や、甲子園出場経験などどうでもいい事です。
チームメイト、家族、もちろん自分にとって、誰しも経験できる事ではないので誇りに思い、人生の自信に繋げる事は大事ですが、社会に出た時は問題解決に向けた考え方が重要になってきます。野球の練習もそうです。プロ野球選手になったとしても選手生命よりも一般社会で過ごす時間の方が長いです。
コミュニケーションが大事!
どうすれば理想の自分に近づく事ができるのかを考える。
目的意識を高く持って、自分がやりたい事を明確に考えましょう。速いボールが投げたいのなら何をするべきなのか。それはどういう理由なのか。自分に合うのか。どのくらいのペースや負荷をかければ良くなりそうか。怪我をしないか。
フォームをカメラで動画撮影する事もかなり重要です。自分の想像と現実を合わせる事ができるので有効な手段となります。こうなっているはず。とか、こうなっているつもりで終わらず、確実にこうなっている。と自信を持てるように確認は大事です。
情報が簡単に仕入れられる世の中になっているので力を伸ばしやすい環境です。でもそれは周りも同じなのです。頭ひとつ抜け出す為にはどこまで本気で考える事ができるかどこまで本気で実践できるかだと思います。野球にかかわらず考える事、想像力を養う事はすごく大事な事です。野球を通じて人間性を高めていきましょう!
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