緊張するということは、その事について真剣に考えているからです。不安になったりしてしまうのは当たり前の事で、深呼吸する事もマシになる事の一つですね。学生野球の時は経験値が少ないので緊張しやすい人は多いのではないでしょうか。
僕もめっちゃ緊張するタイプでした!
目次
緊張の原因
緊張するという事=自律神経の乱れとなります。自律神経は無意識に動いてくれている神経の事で、緊張している時は無意識に呼吸が浅くなってしまい、簡単に言えば酸欠状態です。無意識になってしまっているのがやっかいな所で、脳に酸素が足りていない状態では何も考えられなくなってしまいます。酸素が足りていないので酸素を送ろうと、心拍数が上がり、余計緊張しているような状態になり筋肉も固まってきます。これではベストパフォーマンスには程遠い状態になってしまいますね。
大人になってからも多くの場面で緊張と出くわします。試合の時に緊張しすぎるタイプの選手は脳に酸素が行ってません。先ほど記載していますが、緊張すると心拍数が上がります。本来、心拍数が高い状態は体へ負担が大きいのですが、パフォーマンス能力は上がります。
せっかく緊張し心拍数を高めているのに
脳に酸素が行かない=考える事ができずに頭が真っ白=まともにプレーできない。
はもったいないですよね。
緊張の解決方法
緊張と同じ状態を作る練習をすると、試合で緊張しても頭は冷静でいられる状態を作れます。心拍数が上がり酸素が脳に行きにくい状態とは無酸素運動です。短距離ダッシュ、ウエイトトレーニング、反復横跳び等を行うと息が切れますよね。その運動直後に簡単な足し算、引き算をしてみたり反復横跳び等なら運動中に右や後ろ等進行方向を指示する。
簡単に感じますが意外とできません。
ポール間を走る事もよくある練習になると思います。本数間の休憩時間を脈が100回打つまで数える等、無酸素運動(息が上がっている状態)中に考える事を盛り込む練習はかなり効果的です。
体への負荷が大きい。苦手だからとやりすぎると怪我の元
何よりしっかりした形が取れないような状態になると、どんな練習も意味がありません。練習は継続が大事です。高すぎる負荷をかけて怪我をする、練習へ意欲が無くなるというのは一番よくありません。周りができているのに自分はできないという状況はあります。
それは当たり前です。だから練習方法というのは数多くありますし、人それぞれなのです。
<これをすればこうなる>は絶対ではないです。
<これをしてこうなった人がいる>程度でしかありません。
なのでこの練習方法が合う人も必ずいます。とにかくやってみる事です。実践しなければ何も始まりませんし、効果の有る無しは判断できません。重要なのは継続する事。1週間やそこらで効果がでる事なんてほとんどありません。
短距離系で試してみるなら、20メートルくらいの短距離ゴール後に質問(最大10本)で試したり、腿上げと反復を繰り返しながら方向や動きの指示(最大1分程度)は体のキレ出しにも有効なので無駄になる事はありません。数が少なく感じるかもしれませんが、全力でする事に意味があるので、1日に凝縮するのでは無く、継続できる数や時間を設定する事が大切です。
実感できる効果が得られると一番良いのですが、遠征などの長距離移動で体が固まってしまって体が動きづらくなる事も防げます。
試合の経験を最大限に自分の物に
私自身も緊張し、試合では力も出せないし「あの時のあのボール」と言われても覚えていませんでした。そうなると試合の経験を次の試合に活かす事はできません。だって覚えていないので反省のしようがないですよね。
試合は練習よりもはるかに経験値が高いです。試合に勝つ為に練習しているので当然ですよね。せっかく試合での良かった所や、悪かった所がわからないまま時間が過ぎているともったいないですね。
この練習法は私自身取り入れてました。すごく効果が得られたと思います。試合ですごく冷静でいられるようになりました。それだけでピッチャーは失点する確率は大きく下がります。野手も見えないエラーが減ります。ミスは誰でもするのですが、もったいないミスを大きく減らせるのは勝利の確率が上がるという事です。
野球は一人ではできないので一人一人が冷静に周りを見られるようになれば、連帯感も上がり全員で勝利をつかむ事ができるでしょう。
適度と無理の境目を見つけよう!
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