速いボールを投げるには力のメリハリを覚えよう!コントロールも良くなるよ!

練習方法

ストレートが速いって魅力的ですよね。今回の内容はピッチャーにとってすごく大事な内容になります。是非読んでください!

ぼうめん
ぼうめん

僕は145km/hは出るようになったよ!

目次

球速を上げるには!?

速いボールが投げたいというのはピッチャーをしていれば誰もが思う事ですが、筋力で解決できる事ではありません。逆に言えば筋力はそこまで重要ではないのです。プロ野球を見ていても速球派ピッチャーの全員が筋肉のかたまりというわけではありませんよね。早いボールを投げる=腕を早く振るという事です。柔軟性の方が重要になってきます。早く腕を振るという事は力の入れ方にメリハリを作るという事。

腕だけを意識しても早く振る事はできません。むしろ『力んでいる』と言われる良くないフォームになってしまいます。

足を上げる時は足に力を

前に足を踏み出す時も足に力を

踏み出した足が着いたらグローブの手を引き、頭の近くに肘を通すイメージです。

肘というイメージが肝心かなと思います。腕と言われても肩から先は長いですよね。手はボールを握れる程度の力でいいです。ボールは勝手に手から離れます。連動した動きをするのは順番に体の力を入れるという事です。

順番に力を入れる練習

全身に力が掛かっていると体力の消耗も激しいですし、硬い動きになります。逆にいえば部分部分で力を抜く方法をトレーニングしましょう。

例えば軸足で立っている時どこに力が入りますか?

軸足全体はもちろん上げた足も全体に力が入っていませんか?バランスを取ろうとするとそうなります。一番力を入れるべきなのは軸足の足の裏です。軸足の膝が伸びきってしまうと足の裏に力を入れる事はできません。伸ばすのは98%くらいの意識でピーンとならない感覚を覚えましょう。足の裏で地面を掴む感覚が保てる限界が、あなたの軸足を伸ばす事ができる限界です。

限界であってベストではないですよ。自分の感覚で良い位置を見つけましょう。

そうなると上げた足は股関節から太ももくらいにしか力が入っていないと思います。それが足を上げた状態ではベストです。

クイックモーションでも同じ事です。上にあげるか2塁側に足を動かすかの差です。

前に移動する時は座るようにとか、おしりからとか言われますが、それは見ている人からの絵です。自分がそのイメージでできるとは限らないので、そう言われても、「できてない」と言われるのであれば違うイメージで挑戦しましょう。教えてくれてる人には内緒にしときましょう。笑

股関節を思いっきり広げる意識で動いてください。軸足が地面についているので結果的に前へ移動する力がかかります。その時の動きが上記のように勝手になります。

この時に上半身はボールを持っている手は親指が下向きになるようにして、上に上げる意識だけしておけば勝手に動きます。

踏み出した足が地面に付いたらグラブの手を体に寄せて思い切り腕を叩きつけましょう。細かいグラブの位置や、なんだかんだ気にする事は無いです。

プロのピッチャーがみんな、教科書通りのフォームですか?

違いますね。共通しているのは体の力の入れる順番です。無意識にできている選手もいるとは思いますが、文字で説明すると上記のような入れ方です。

コントロールに関しては、今記載した内容ができれば良くなります。

理由は無駄な力が入らないからです。

キャッチボールはそれなりに投げられるのに、ピッチャーとして投げると乱れるのは力の抜き方ができていないからです。単純ですよね。上の事が実践できれば速球を投げるには、怪我の無いように筋力トレーニングが大事です。下半身も大事は大事ですが鍛えるべきは股関節と腹筋。いわゆる体幹トレーニングですね。投げる肩のインナーマッスルも重要です。

よく聞く内容ですよね。

やりすぎて怪我をすると選手生命に関わる部分なのでケアは必ず行ってくださいね。せっかくの努力が無駄になります。

根性論は不要!

2回言います。根性論は不要です。(私は元々根性論は賛同できません)気合いや根性でどうにかなる事はありません。結果うまくいったとしても理論的に良かっただけの事で、結果オーライという事です。

体の強さも良い選手の条件のような事を言われる事もありますが、自分の体をどこまで理解できるかだと思います。痛みや疲労は自分にしか分かりませんし、分かってもらう事もできません

別記事でも書きましたが、しっかりとした形でできなければ意味はありません。特に投球動作なので崩れてしまうと元も子もありません。練習は試合の為に行うので自己満足ではなく、やらされる事でもなく、確実に自分の能力を上げていく事に注力してください。

周りの人が無理していそうなら声をかけてあげてください。力の入れ方は筋肉を順番に力を入れるように練習してください。この記事を見ている時でもできますね。一番重要だと思います。

継続は力なり

自然とできるようになるまでするのが練習であり努力だと思います。

継続できるように自分に厳しく、時に優しくやっていきましょう。

ぼうめん
ぼうめん

力のメリハリは本当に大事!

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