配球について。案外知らない話

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今回の内容はちょっとレベル高めです!でもすごく重要な内容になるので是非読んでください!

ぼうめん
ぼうめん

配球って本当に大事!失点の確率メッチャ下がります!

目次

低めの練習だけではダメ!

ピッチングの練習の基本といえば低めに集める事。右ピッチャーであればアウトコースの低めの練習をする事をしている人が多いと思います。それはそれで間違いではないのです。しかし、インコースを練習しても低めですよね。バッターはベルト付近の甘い球を打つ事を練習していて、抑える為には低めを丁寧に投げる事も重要です。

自分の経験から言うと、低めの良いコースと言われる所に投げると2ストライクまでバッターはあまり手を出してきません。そりゃそうですよね、打てる球だと思わなければ打ちに来ません。なので3球投げる事が確定してしまいます。でもそんなに良い球を3球続けて投げる事は難易度が高すぎます。そこまでできるハイレベルなピッチャーはプロでもほとんどいないでしょう。

アウトコース・インコースの投げ分けが重要!

追い込むまではざっくりで大丈夫です。打たれるのはたまたまの時もありますが、ほとんどが真ん中にいってしまう時です。コースを9個に分けると、1/9で狙う必要がありますが、アウトコース・インコース・真ん中の3個で考えれば1/3です。狙いすぎて腕が振れていない事が一番危険です。考え方を逆にすれば、9個で分けた場合、8/9大丈夫なのです。

1試合で10安打と言えば、かなり打ってますよね。球数を9イニング120球とすれば8.3%のボールしか打たれていないんですよね。10安打されてですよ?バッターは打てて3割と言われますが、球数と比較してみると、よく打たれても1割もないんですよね。打席の中で気を付けるのは真ん中に投げない事だけでいいです。追い込むまでは難しく考えず腕を振りましょう。変化球も全てです。三振を狙う時だけ1/9を狙いましょう。球数制限を言われている中、省エネ投球もチームプレイです。

高めの変化球は有効!

高めに投げるのは怖いですよね。ストレートの高めで三振を取るとか、ファールを取れる事はピッチャーとしても有効ですが、変化球が高めに抜けたけど打ち損じたシーンや、見逃したシーンを見た事や経験はありませんか?変化球も高めはバッターは打ちにくいんですよね。打者の顎を上げられたらピッチャーの勝ちです。強い打球は打てません。打ち損じる事間違い無いです!高めのカーブ、チェンジアップをワザと投げるスキルが身に付いたら、安定してゲームメイクできるでしょう。

プロ野球を配球に目を向けて見てみよう!

プロ野球を見ている時に、配球に注目して見るのもおもしろいです。打者がどんなバッターか、ピッチャーがどんなピッチャーかによって配球は変わります。この見方はピッチャーだけでなく、野手の人もそういう見方をすると、自分が打席に入った時にどんなボールがくるか想像しやすくなるのでオススメです。

別記事に書いた試合の経験を活かす為に、頭をフル回転させて経験値を上げていくには「どういう見方をするか」はすごく重要です。どんどん野球の深みにハマっていきましょう!笑

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